肌の内部はどうなってるの?

肌の内部にある層の構造
肌は実際には、表皮、真皮、皮下組織の3つの層で構成されています。スキンケアで重要なのはこのうちの、表皮層と真皮層。表皮とは、肌の一番上にあって、さらに【角層】と【角層以下の表皮】で構成されています。

表皮角層は非常に薄いながらも、肌に触れる外からの刺激などが体内に入らないように守ったり、肌内部の水分が蒸発しないように守ったりして、肌のうるおいを保つ働きをしています。さらに角層以下の表皮は、表皮細胞が角質細胞になるための準備施設のようなところ。外的な刺激から肌を守ったり、表皮のいちばん下にある【基底層】では、紫外線から表皮細胞を守るためのメラニン色素【メラノサイト】を作り出す場所でもあります。

また表皮部分には【セラミド】という物質が存在していて、肌の保水力を高める働きがあります。セラミドが不足してくると、肌は保湿力、バリア機能ともに低下し、肌がかさついてきます。そして、この状態が進行してくるとシワになってしまうのです。

真皮一方、真皮層は表皮層の下にあって、肌の土台となっている部分。肌の弾力やハリを保ったり、真皮内にある毛細血管が栄養と酸素を肌のすみずみまで送り届ける役割をしています。

この真皮層で重要な働きをするのが、【コラーゲン】と【ヒアルロン酸】です。

まず【コラーゲン】は、たんぱく質からできた線維のことで、細胞同士をつなぎ合わせる役割があります。真皮層に網目上のネットワークをつくることで、肌の弾力をキープします。そしてコラーゲンのところどころに【エラスチン】と呼ばれる別の繊維が存在し、コラーゲンの構造を支える役割をしています。エラスチンとはゴムのような弾力のある線維で、この線維がコラーゲンを繋ぎとめるように支えているのです。コラーゲンが正常に働き、細胞がしっかりつなぎ合わされた肌は、ハリと弾力があって、ぷるんぷるん。逆にコラーゲンが不足して細胞同士がうまくつながっていない肌は、たるんでしまいます。

そして、【ヒアルロン酸】は、保湿成分をもつゼリーのような物質です。コラーゲンやエラスチンでつくられった網状構造のすき間を埋めるような存在。皮膚細胞のなかでは真皮層に最も多く含まれていて、肌にうるおいを与える役目があります。ヒアルロン酸の中には水と相性がいい分子を持つものがあって、これが大量の水分を保持してくれるのです。だから、ヒアルロン酸が不足すると、肌の表皮だけでなく、表皮層までも乾燥していってしまうということになるわけです。

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