美肌をつくる重要ポイント

肌のターンオーバーを一定に保つ

ターンオーバーとは、肌の代謝サイクルのこと。具体的には、表皮細胞が基底層のところで新しく生まれて、約28日間かけて角化し、やがて角質細胞になり最後にふけや垢としてはがれていく、というサイクルをいいます。表皮が傷ついたり、日焼けしたりしても、細胞が絶えず入れ替わっていくことで、肌は健やかに回復していくわけです。でも年をとるとこのターンオーバーのサイクルが遅くなり、(40代で40日)新陳代謝が衰えてくるので、傷の治りが遅くなったり、シミができやすくなったりするんです。だから、美肌をつくるためには、この肌のターンオーバーを一定にして、健康な角質細胞をつくりだせるように整えることが大切なわけなんです。肌のターンオーバーバリア機能を高める

表皮のいちばん上にあるのが、角層と呼ばれる部分。非常に薄い膜ですが、これが外部からの水や異物などの外的刺激から肌を守るバリア機能を備えているところなんです。角層には角質細胞をしっかりつなぎとめる【セラミド】などの角層細胞間脂質があります。これが十分にあることで、バリア機能がしっかり働いて外からの刺激もシャットアウトしてくれるわけなんです。
また外からの刺激を守るだけでなく、肌の内側からでてくる水分を蓄える働きをするのもバリア機能のひとつ。健康な角層がもつ水分は20~30%、これは肌が自らつくりだすセラミドなどの保湿物質によって維持されています。でも、セラミドをつくる働きが衰えると、角層の水分は減少していき、肌内部のうるおいまでもがなくなっていきます。保湿物質が不足することで、バリア機能も失われて、外からの刺激に対抗できなくなります。それで、肌の乾燥、かゆみなどの敏感な状態になってしまうことに。

基底層の働きを強化する

基底層は真皮と表皮の境目にあって、ここで表皮細胞をつくりだしています。血液から栄養分と酸素を受け取って、新しい細胞を作り出すターンオーバーのスタート地点です。ここはさらに真皮を守る重要なところ。ダメージが真皮まで及んでしまうと回復できなくなってしまうから、ここでしっかりダメージをブロックしないとだめなんですね。あとは、シミのもとになるメラノサイトを生成するところでもあります。ここでも紫外線のダメージが真皮にまで到達しないようにブロックする働きを担っているのです。でも年をとると、この基底層の働きが弱まって、メラニンが真皮まで落ちていくことも。これが、シミをできやすくする一因となってしまうんです。

線維芽細胞の働きを活発にする

線維芽細胞の働きを活発にする"線維芽細胞】とは、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの真皮を構成している成分を生み出している細胞で、真皮に存在しています。これらは肌の弾力やハリを保ったり、潤いをキープしたりと美肌のもとになる成分。線維芽細胞は、年齢とともに減っていったり、働きが衰えていくため、ハリや弾力が低下してしわやたるみを引き起こしてしまうんです。肌内部からの弾力やハリを持たせるためには、この繊維芽細胞の活力をアップさせることが大切。アンチエイジング化粧品には、この線維芽細胞を活性化させる成分が含まれていることが多いのもこのためですね。

毛細血管を強化する

肌を健やかに保つには栄養や酸素が必要。そしてこれらの栄養や酸素を運ぶのが、肌の内部に網目のように張り巡らされている血管です。血管は真皮に近いほど太く、表皮に向かっていくほど細く派生していて、これが毛細血管と呼ばれがているもの。この毛細血管が、栄養や酸素を運んでくる、二酸化酸素や老廃物を回収するという2つの大きな役割を果たしています。老廃物の除去がうまくいかないと、肌がくすんだり、乾燥を引き起こしてしまいます。だから健やかな肌を保つためには、毛細血管がきちんと働くこと、すなわち栄養や酸素を肌のすみずみまで行き渡らせること、そして老廃物などをスムーズに排出させることが大切なんです。

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